入学、転校、就職、異動、転職、新しい営業先・・・新しい環境に飛び込んだときに必ずと言っていいほど心配なのが人間関係。果たして新しい環境になじむことができるのか?
また自分自身がではなく、新しい上司が異動してきたなど、強制的に新しい環境ができてしまう場合もあるでしょう。ここでは新しい環境に飛び込む人に向けて、早期に良好な人間関係を作るノウハウをお伝えしたいと思います。
≪相手に会う前は必ず胃に何かを入れておく≫
空腹感は、人間関係を悪化させる最もわかりやすい原因の1つです。多くの場合、人間関係の問題は食事によって回避できると思ってもいいでしょう。当然すべてではないですが、多くの場合には食事を取ることによって衝突が回避できたりします。
人によっては、空腹感があるとイライラしたり、無性に怒りっぽくなったりします。だから、気難しい相手と議論をする必要があるときは、何でもいいから食べておいて、空腹感を覚えないようにしましょう。同じように、その人に会う時間もランチの後に設定した方が安全でしょう。
お昼前に会議や打ち合わせをすると、「そろそろランチの時間だな」と思った瞬間に話題が違う方向へ飛ぶことがあります。お昼が近づいてくると、すべてのことが面倒臭くなり、イラつき始めることすらあるのです。
状況が許すなら、気難しい人と議論をするときは、絶対に何かを食べさせた方がいいです。そうすることで心理的に打ち解けたムードになってくれるからです。
最近では経費節減のために接待で食事をすることも減ってきていると思いますが、一緒に食事をとるといいでしょう。これは「ランチョン・テクニック」と呼ばれていて、ビジネスランチを一緒にとることで仲良くなれるというものです。
相手に何か食べるよう勧められるような状況でないのなら、せめて自分だけは軽く何かを食べておきましょう。食事をきちんととっている人は、心理的に余裕が出てきますから、不必要に他人と衝突することもありませんし、朗らかで近づきやすい雰囲気を出すことができます。このような状態なら、他人の言動もある程度は寛大に対応することができます。
ちなみに同じことは食事だけでなく、睡眠でもいえるでしょう。
≪笑うときはしっかり「声に出して」笑う!≫
微笑むことでたいていの人は第一印象をよくすることができます。他人の笑顔が嫌いな人はいないからです。生まれたばかりの赤ちゃんでも、笑顔と怒り顔を同時に見せると、笑顔の方を長く注視するという実験結果があります。どうやら笑顔が好きなのは、人間の本能のようですね。
笑顔については、もう1つ重要なポイントがありますので紹介します。それは「なるべく大きな声で笑う」ことです。明石家さんまの笑い声が多くの人を引き付けるのと同じことかもしれません。今現在、笑顔をできるだけ作るよう努力しているのにイマイチ効果がないと思っている人は、多くの場合声を出さずに笑っています。
サンパウロ大学の心理学の研究では幼稚園児たちを対象にした調査によって、口元だけで声のない笑い方をする園児より、「アハハハッ!」と声に出して笑う園児の方が仲間から受け入れられるばかりでなく、リーダーシップが高いと評価されることも発見しました。これはおそらく大人にも当てはまるでしょう。
表情だけで笑いを作ろうとすると、場合によっては作り笑いといいますか、冷たい印象になってしまうことがあります。皮肉っぽい表情になってしまうことすらあります。「この人は心底楽しんでいるだろうか?」と相手に疑念を抱かせてしまっては、せっかくの努力も意味がなくなってしまいます。
その点では、しっかりと声に出して笑うことで、あなたが喜んでいることが相手にも一発で分かるようになります。だからこそ、笑い声を聞いた相手も楽しくなってくるのです。当然TPOをわきまえる必要がありますが、声に出して笑う人で、嫌われる人は少ないでしょう。
「声に出しているのに、イマイチなんだよなぁ」とお思いの人がいるとしたら、おそらく声が小さいなどが原因で、ちゃんと相手に伝わっていないのでしょう。恥ずかしがらずに大きな声で笑うことで、さらに魅力が出てくるはずです。
≪相手の瞬きを数えるようにすると、アイコンタクトも自然になる≫
「人と話すときは、相手の目を見て!」と言われたことのある人も多いでしょう。それは間違いではないのですが、注意が必要です。他人にじっと見つめられて恐怖を覚える人もいるでしょう。他人と視線を交わすというのは、親愛の印にもなりますし、場合によっては敵意の印にもなりうるからです。
商談でもプライベートでも、相手と視線を交わせば交わすほどお互いの親近感は高まります。お互いを見つめあうほどそれに比例してお互いの魅力と好意は増大するのは、皆さんも感覚的に理解されているのではないでしょうか。
では、どうすれば自然に相手を見つめることができるでしょうか。
いくつかのテクニックがありますが、あまり緊張せず、すぐに使えるものとしては、「相手の瞬きの数を数える」という方法があります。「この会話の中でこの人は何回瞬きをするかな?」と、あたかも研究者になったつもりで、相手の瞬きの数を数えると、緊張せずにアイコンタクトができるようになります。
米国の広場恐怖研究センターとクラーク大学の研究は、「相手の瞬きの数を数える」よう指示されたグループと、「相手の手を見つめる」よう指示されたグループとで好感度を比較しました。その結果「瞬きの数を数える」よう指示されたグループはもう一方より、互いに愛情を感じるようになり、しかも相手に対して「尊敬の念」まで感じることがあるということが分かりました。
これは、瞬きの数を数えることで自然とアイコンタクトが増え、その結果お互いの魅力が高まったからです。人と視線を合わせると緊張してしまう人などは、こんなテクニックがあることを覚えておいてください。
≪長くしゃべるほど、信頼感は強まる≫
好感度をアップさせたいなら、相手との会話はできるだけ長く持たせるように努力しましょう。もちろん、TPOをわきまえてですよ。単純に考えてみても、会話をする時間が長くなれば、それだけお互いに交わすメッセージも長くなり、その分人間関係も深まります。
これは対面での会話だけでなく、メールなどでも当てはまるそうです。テキサス大学の研究では、会話のメッセージ量と人間関係の親密さというのは強い相関関係があることが分かっています。
お互いに全く信頼していない人同士では、メッセージの内容が「了解」など短いものだったのに対し、親密な関係を築けている人同士だと「君がいてくれて本当によかったよ」など、相対的に長いメッセージを送りあう傾向にあったそうです。
この研究結果に従えば、会話の量やメッセージの量を増やすことで相手から信頼されるようなるということです。
無口な人と積極的に人に話しかける人がいるとしたら、当然ながら人気者になるのは積極的に話しかけるタイプです。
言葉を交わすというのは、心を通わせることでもあり、会話すればするほど相手の心を惹き付けることができるのです。
自分から話しかけることがないのに相手から好かれることはないということです。黙って座っているだけなのに近づいてくる人がいたら、その人は相当なもの好きか、何らかの下心を持っているのかもしれませんね。
まとめ
ここまでで、相手との衝突回避法と、好感度アップの簡単な方法をお伝えしてきました。今日の今から実践して、ご自身の魅力をより多くの人に気付いてもらってください。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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