肌の老化をストップ！糖化予防に良い食べ物と食べ方とは

お肌に透明感がなくなってきたり、どこかくすんで見えたり。

年齢を重ねるごとに発生する肌トラブル、実は「糖化」が原因かもしれません。

糖化を予防する成分や食べ物、効果的な食べ方にはどのようなものがあるでしょうか。

肌の老化の原因は糖化？あなたの食生活をチェック

「身体は食べたものでできている」という言葉があるほど、美容において「食生活」は大切です。年齢を重ねるごとに肌に透明感がなくなってきたり、くすんで見えること多いと言われていますが、その原因のひとつが「糖化」です。

糖化は肌のハリ、弾力をもたらすコラーゲンや角質のケラチンを黄色や茶褐色に変えてしまいます。その結果、肌の内側からくすんで見えてしまうのです。

では、肌を糖化させてしまう食べ物はどのようなものでしょうか。代表的な成分には「糖質」があります。ご飯やパン、パスタなどの炭水化物や、ケーキなどに含まれる小麦にも糖質がたっぷり含まれています。

また、アルコールを摂取しすぎている人や、糖化を促進する「オメガ6系脂肪酸」が含まれる脂身の多い肉が好きな人も注意が必要です。

では、肌の糖化を予防するためにはどのような成分、食べ物を摂取すれば良いでしょうか。

一般的に、肌の糖化を予防できる成分はビタミンCやビタミンB1、食物繊維、アルファリポ酸やカテキンだと言われています。

柑橘類や緑黄色野菜に多いビタミンCには強力な抗酸化作用があり、コラーゲンを合成してくれます。豚肉や大豆製品に含まれるビタミンB1は糖質の代謝を助け、野菜やきのこ、海藻に多い食物繊維は血糖値が急激に上昇することを抑えられます。

また、ホウレン草やレバーに含まれるアルファリポ酸は糖化を抑えてくれ、カテキンは特に緑茶やルイボスティーが良いとされています。

肌の糖化を予防する成分や食べ物をご紹介しましたが、食べ方を工夫することでより効果を得られます。

糖化予防のためにも食べる順番はとても大切で、まずは主食よりも食物繊維が豊富な野菜やきのこ類、次に肉や魚などのタンパク質を摂ります。肌の糖化の原因である糖質の吸収を抑えてくれる作用があるので、できるだけ炭水化物を最後に食べるようにしてください。

また、料理をするときには使用する調味料や調理方法も大切です。良質な成分「オメガ3脂肪酸」が豊富な亜麻仁油を使って、ゆっくりと低温で時間をかけて調理をすることをおすすめします。グリルやローストよりも、ゆでたり蒸したりする調理法が食べ物の糖化を抑えられます。

抗炎症作用があるターメリックや生姜、ローズマリーなどのスパイスやハーブ類も定期的に食事に取り入れると良いでしょう。

正しい食生活で、肌の糖化を予防しましょう！

年齢を重ねるごとに増える肌悩みであるくすみや透明感の低下は、肌の糖化が主な原因のひとつでした。肌の糖化を予防するためには、適切な成分や食べ物を知っておき、日常的に取り入れることが大切です。

また、使う調味料や調理方法にもひと手間加えるだけで肌の糖化が抑えられ、健康的な肌を保てます。食生活以外にも、血糖値が上がる食後1時間程度で適度な運動を心がけることも大切です。

正しく食べ適度に運動をし、若さと健康を保ちましょう。