スキンケアで化粧水を使うのは、今や女性だけの専売特許ではなくなった感があります。それは、デパートやドラックストアにメンズ専用の化粧水が、ところ狭しと並んでいる現場を見れば一目瞭然です。
ところで、この「化粧水」。メンズ用とレディース用とで、一体何か違いがあるのでしょうか?!
今回は「メンズ化粧水」にフォーカスして、レディース用との違い、上手な化粧水選び方やお手入れ方法等について解説していきます。
目次
メンズ化粧水の特徴とは
そもそも化粧水とは、ニキビ、シミ、シワ等、肌への悩みを予防し解消するために商品開発された、皮膚を保湿し滑らかにするための化粧品です。
その上で、メンズ化粧水が開発された背景して言えるのは、男女の肌の機能の違いにあります。特に言えることとして「皮脂の分泌量の差」があり、男性は女性よりも皮脂量が2倍近く多いという特徴があります。これは男性ホルモンに、脂性肌に成りやすい成分が含まれているからです。
そのためメンズ化粧水の傾向として、毛穴の開きを抑える成分を含んだ脂性肌対策の商品が多いようです。また男性と女性とで異なる習慣として、「ひげを剃る」という行為があります。この観点から、メンズ化粧水は男女の肌生理の違いや、男性特有の顔のシェービングをヒントとして生まれた商品ともいえます。
メンズとレディースの化粧水の違いとは
では、メンズ用とレディース用で、化粧水の違いは一体何なのでしょうか?!
それは前項でも述べたように、男女の生理的な違いや習慣の違いによってすみ分けされているといって良いでしょう。実際、含まれている成分や効能自体、それほど大きな違いはありません。
両者の違いを要約すると、肌の潤いを保つための保湿効果や美容・美白成分を重視したレディース用の化粧水、脂性肌の解消やひげ剃り後のさっぱり感を重視したメンズ用の化粧水といった感じです。
最近のメンズ商品には、いろいろな機能を盛り込んだオールインワンの商品もあります。これも、面倒くさがり屋の多い男性の特性をよく考えた企業努力ともいえます。
なぜなら、メンズ化粧品が注目されるようになった背景には、世の男性が化粧水に興味を持っていなかった時代に「男性もスキンケアをする時代」と銘打ってアプローチした、企業側のマーケティング戦力に依るところが大きいといえるからです。
男性がレディース用の化粧水を使ってもいいの?
どちらも保湿効果のある主たる成分は適度に配合されているため、基本的には男性がレディース用の、女性がメンズ用の化粧水を使っても問題ないといえます。
ただし、前述のように、レディース用は保湿成分が多く配合されてしっとり感があるので、男性にはべっとりとした違和感があるかしれません。
しかし、敏感肌で肌が荒れやすい体質の男性には、レディース用が適しているので、各々の肌の体質に応じた使い方をすれは良いと思います。
人の肌の特性として、水分がないと乾燥肌になり、皮脂分が多いと脂性肌の原因になります。実は、男性はこの両方の要素を持っています。ですからメンズ化粧水は、そういった男性特有の性質をカバーするために開発された化粧水だとも言えます。
化粧水の上手な選び方
メンズ用、レディース用に関係なく、おすすめの化粧水の選び方としては、商品知識をしっかりと身につけて自分で選べるようになることです。
デパートやドラッグストア等の美容部員、場合によっては薬剤師などの専門家によく聞いて、自分の肌の体質にあったものを選ぶようにしましょう。
そのためには、自分の肌の体質をよく知ることが重要です。人の肌のタイプは大きく分けて5つに分かれます。それは、普通肌・混合肌・脂性肌・乾燥肌・敏感肌の5つなのですが、それぞれのタイプや選び方のポイントをご紹介します。
普通肌タイプと化粧水の選び方
普通肌は、肌の潤いと皮脂とのバランスが良好で、肌への影響が極めて少ない状態を言います。このタイプの人は必要以上のお手入れは避け、十分な水分を補うようにしましょう。
混合肌タイプと化粧水の選び方
混合肌タイプは日本人に一番多いといわれており、額や鼻の周辺は脂っぽくて黒ずみやすく、目元や口の周辺、頬っぺたは乾燥して荒れやすいのが特徴です。
このタイプの人は、水分が不足しているので水分を補い保湿を高めることが必要です。また、ホルモンの影響で外からの刺激に反応しやすいので、肌への刺激が少ない化粧水が良いでしょう。
脂性肌タイプと化粧水の選び方
このタイプの人は、過度の皮脂の分泌でニキビや吹き出物等の影響を受けやすく、メイク崩れが起こりやすいという特徴があります。
化粧水の選び方としては、さっぱり系やふき取り系の化粧水がおすすめです。逆に乾燥が原因で水分を補うために皮脂が出ていることも考えられるので、保湿性の高い化粧水を使用することで解決することがあります。いずれにせよ、今の肌の状態に合うものを選ぶようにしましょう。
乾燥肌タイプと化粧水の選び方
このタイプの人は肌の潤いがなく、肌がカサカサしていて粉をふいている状態が多いという特徴があります。このタイプの人には、セラミドやアミノ酸等、保湿性の高い化粧水が有効です。
そして肌に過度な刺激を与えないように、美容成分や添加物が多く含まれる化粧水を使用しないことが重要です。
敏感肌タイプと化粧水の選び方
このタイプの人は肌にピリピリ感や赤みがあったり、かゆくなったりと肌に過度な反応が出ることが特徴です。
花粉にアレルギー反応を起こす人も、このタイプには多いようです。ですから、乾燥肌タイプの人と同様、美容成分や添加物が多く含まれる化粧水を避け、オーガニック系の化粧水を使用するようにしましょう。
化粧水の上手なスキンケアの仕方
化粧水のつけ方に決まりはありませんが、一般的に素手で直接つける人と、コットンを使ってつける人に分かれるようです。個人の好みなので、どっちが正しいということはありませんが、この項では両方のメリット、デメリットをご紹介しますので是非参考にしてください。
<素手で化粧水をつける場合のメリット>
・肌への影響、刺激が少ない。
・手の温もりによって肌への反応が良くなる。
・素手で直接触ることで肌の状態を確認できる。
<素手で化粧水をつける場合のデメリット>
・化粧水のつけ残しが生じやすい。
・手の温もりによって化粧水が蒸発する。
・手についた雑菌等が付着することがある。
・肌を引き締める作用を持った収れん化粧水には不向きである。
<コットンで化粧水をつける場合のメリット>
・肌全体にまんべんなく化粧水をつけられる。
・素手よりも化粧水の蒸発を防ぐことができる。
・素手よりも衛生的である。
<コットンで化粧水を付ける場合のデメリット>
・コットンの繊維が肌を傷つけることがある。
・吸湿性があるため化粧水を余計に使ってしまう傾向がある。
これらは素手とコットンのメリット、デメリットの一部ですが、個人の肌に合った使い勝手が良い方法で使用することをおすすめします。
化粧水は自分のお肌と相談して決めよう!
今回はメンズ用とレディー用で化粧水にどういう違いがあるのか、またその特徴や使い方について解説してきました。
要約すると、次の4点を改めて強調したいと思います。
- メンズ用とレディース用の化粧水の違いは男女の生理的な違いや習慣に違いによってすみ分けられている。
- 相性が合うようであれば、男性がレディース用の化粧水を使っても特に問題はない。
- 化粧水の上手な選び方は、自分の肌体質を知った上で使用することが重要。
- 上手な肌のお手入れ法としても、自分の肌に合った方法で行うことが重要。
結論として言えることは、肌には個人差もあり相性も人それぞれなので、専門家によく聞いて、実際に自分で試して自分に合った化粧水を選びましょうということです。
特に男性が化粧水を上手に使いスキンケアをすることは、仕事上でもプライベートでも清潔感があって好印象です。女性から見ても好感度アップにもなり、アンチエイジングにもつながるのでおすすめです。
少し大げさな響きのタイトルの「メンズ化粧水はもう買わない方が良い!?」は、むしろ大いに有効活用して「男子力アップ」を図りましょうということを反語的にアピールしてみました!
継続することが大切なことを「3日続けばその良さがわかり、3週間続けばやっていく自信がつき、3カ月続けば習慣になり、3年続けば人生が変わる」と表現することがあります。
あなたも是非、人生が変わるぐらいに、徹底的にスキンケアをやってみてはいかがでしょうか?!
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