時間がわかるのは腕時計なら当たり前なのですが、できるひとは、たんに時間がわかるだけでは満足していません!
わかりやすい例でいうと、「瞬速で」、いま何時か、いま何分か、いま何秒なのかがわかること、つまり「徹底した速さ」を求めています。それがどう役立つのか。そのためにどんな点に気をつけたらいいか、そのほかに注意したい点とあわせて、順に説明していきます。
目次
どんな腕時計が実用的なのか3点を確認
例えばその腕時計、パッと見て、「瞬速で」時間がわかるでしょうか。ほんのちょっとでも少し見つめなくてはならなかったり、目を少し近づけたりしたくなるなら、どんないい腕時計でもそれは、できるひとにとっては、ビジネスシーンではあまり実用的とはいえません。
ではどう選んだらよいのでしょうか。まずは3つの確認ポイントをご紹介しましょう。
1つめの確認ポイントは「長針(時針)と短針(分針)、秒針の見た目が似ていない」ものです。
というのは、できるひとほどプレゼンやスピーチが多いものですが、時間を限られて話している最中に、今は何時何分かとか、そして何秒かを知りたい場合、腕時計を見て「瞬速で」時間が把握できなければ、その腕時計を身につけている意味がありませんよね。
2つ目の確認ポイントは、「時間表示(インデックス)に数字が使われている」ものです。
うっかり1時間間違えて会議のスタート時間に間に合わなかったというケース、ごくわずかですが実際にありえるのです。できるひとには絶対あってはならない間違いも、「時間表示(インデックス)に数字が使われているもの」なら、未然に防止できます。
3つ目の確認ポイントは「文字盤にあまり凝ったデザインがない」ものです。
どんなに素敵でも、目立ちすぎる模様があったり、ダイヤなどがたくさん散りばめられていたりすると、時間を見る時にはやはり邪魔になってしまうものです。しかもシンプルな文字盤なら、相手に控えめで上品な印象を与え、余計な印象を与えません。
なお業種や年代などによりますが、腕時計全体のデザインがカジュアルすぎると、相手によってはそれを「あなたが軽い気持ちでいる」と見てしまい印象が良くない場合があります。もしかなりカジュアルなタイプの高級腕時計を持っているなら、プライベートタイムでおもいきり楽しみましょう。
時間を大切にしたいなら「操作に手がかからない」腕時計を
本当にできるひとは、すべてに速さをもとめていますので、腕時計のメンテナンスにかかる手間ヒマや費用についても注意しているものです。例えば「ソーラー電波時計」について考えてみましょう。定期的に標準時刻の電波を受信し時刻合わせするので、手間がかがらず今や人気が定着しています。
しかし実は、どんなTPOにも向くとはいえないのです。
その「ソーラー電波時計」は国内向けか、世界向けか
例えばできるひとなら、海外出張がひんぱんにあるかもしれませんね。数カ国をまわる日程や、突然の海外出張もありえます。すると電波時計はどうなるでしょうか。もしうっかり手持ちが「国内の電波だけを受信」するタイプだったりすると、こまめな手動調整の手間がかかります。
ワールドタイムとGPS機能について知っておきましょう
ワールドタイム(複数国の時刻を表示)や、GPS装置付きで自動的に今いる国の時刻に調整してくれるものもあります。ただしモデルによっては受信可能な地域が異なるのでそれをチェックしておく必要があります。それによいものほど価格がかなり高くなるのも気になりますね。
またごくわずかですが、地域によっては、調整に微妙な問題があるケースもあるようです。ちょっとした時差や、突然のサマータイムなどによるズレにもきちんと対応する必要もあります。
リスク回避になる二個持ち
もしすでに、ワールドタイムやGPS装置付きの高機能腕時計をもっていたとしても、ぜひ「ソーラー」だけのシンプルな腕時計も予備に用意しておきましょう。ささっと時刻調整でき、案外役だって便利ですよ。できるひとでありたいなら、リスク回避は必須ですね。
「メンテに手間ヒマがかからない」ことも重要
実は形状も注意したいポイントです。凹凸のある繊細な加工があったり、デザインがこっていたり、腕時計そのものに厚みがありすぎると、袖口に引っかかるばかりでなく、腕を動かす時に何かにぶつけてしまうものです。
できるひとは時計修理中でもあわてない
もし分解修理となったら、やはり費用も手間もかかってしまいます。また、よい品ほど修理費用が高くなることもあります。ちょうど仕事のピークだったりすると、修理に出す時間も惜しくなりますよね。やはりできる人は、シンプルタイプも1つ用意しておきたいものです。修理期間中にも使用できあわてません。
できるひとは「時計を着替える」
もし腕時計をいつくか持っているなら、例えば、おしゃれだけれど厚みがあって重厚な腕時計は半袖の時期に、また凹凸のある繊細な腕時計はゆったりスケジュールの日に、などと使い分けするとよいですね。そしてもちろんビジネスでは重要な会議ある日などには、シンプルで時刻の見やすい腕時計を。
できるひとは、腕時計に「無駄な機能は選ばない」
さて仕事の業種によっても、必要になる腕時計のデザインや機能があるのではないでしょうか。例えば水がかかることが予想される職種があります。建築現場で働く人、調理人、花や鮮魚、青果の店で働く人、そして海や山、野外で働く人、スポーツに関する仕事の人も大勢います。「水」という面で腕時計を酷使する業種の方々には、どのような防水機能が必要でしょうか。
その業種に必要な防水機能とは
防水機能にはご承知のように段階がありますね。何の考えもなしに選ぶと、やはりいいものを選びがちですが、仕事の種類にあった機能で十分なのです。なぜなら、必要以上に高機能にしてしまうと、その分だけ不必要に腕時計が大きめになったり、重くなったりして、いわば無駄な装備になってしまいます。一日中つけているとけっこう手が疲れてしまうものですよ。腕時計をはずした瞬間に、「なんかノビノビするなぁ」と思ったことは、どなたにもあるのではないでしょうか。
防水機能のタイプを知っておきましょう
では防水について、選ぶめやすをあげておきます。できるひとになるためにも、仕事やよく行く場所の環境にあわせて、ぜひちょうどよいもの選びましょう。
なお通常は屋内勤務となる事務系の仕事の方には高度な防水機能は不要ですが、水に関係するプライベートにも利用するなら、その点も考えて防水機能を選びましょう。
日常生活防水
あまり水のかかる心配がない場合向けです。汗やちょっとした手洗いや洗顔、傘をさしていて雨が少し当たっても大丈夫というレベルです。
※文字板や裏蓋では小さな刻印で「WATER RESISTANT」などと表示されます。
ISO規格やJIS規格による表記方法に合わせ「Water Resistant○○m(bar)」と表示されている場合もあります。Bar(バール)は気圧を表します。
3〜5気圧防水
日常生活や普段の水仕事などで多少の水がかかっても大丈夫なレベルです。ただし水の中に腕時計をつけることはできません。30M、3ATM、3BARなどと表示されます。
※1気圧防水は10m(1気圧)の水圧に耐えるという意味。10m潜れるのではありません。
6〜10気圧防水
水のかかる仕事や、少々水に浸かるシーンでも大丈夫なレベルです。それでも海やプールなどでの使用には注意が必要です。大波のある時の遊泳や、潜水しての泳ぎ、飛び込み、長時間の水泳などには向きません。
※10気圧防水は、静止状態で100m(10気圧)までの水圧に耐えられるという意味。100mまで潜れるのではありません。
10気圧以上
10気圧くらいのものは、完全防水といわれてしまうこともありますが、実際はちょっとした水中使用が可能なレベルです。そのため本格的な潜水は不可です。また、波の衝撃を受け続けるサーフィンや、競泳プール、水圧が大きくなる洗車などでの使用は避けます。
20気圧くらいの防水なら本格的な水泳や競泳ができるレベルになります。
そして20気圧以上の防水が、いわゆるダイバーズウォッチです。ただしいずれも極端に水圧がかかると耐えれない場合がありますので注意しましょう。
※ダイバー向けはISO規格やJIS規格では「Diver’s○○m」と表示されますが、それ以外の表示方法もあります。
・防水には前提条件があります
大切に使用していることが重要です。電池式では取り替えているうちにパッキンに問題が出ることがありますし、古くなって腐食したりすると、防水機能は落ちてしまいます。また前面ガラスにヒビがあると防水機能が期待できません。
・防水機能のNGな使い方
防水だからといって、どんな過酷な状況でも大丈夫というわけではありません。例えば衣料と一緒に洗剤で洗ってしまったとか、腕時計をつけて熱い温泉に入ったとかはNGです。できるひとは仕事道具を大事にしますが、腕時計も道具のひとつですね。
自分の個性をより良くみせるデザインにしましょう
デザイン選びの前提は、ご説明してきたように「それが、できるひとが選ぶような腕時計である」ことなのですが、さらに次のような点にも注意して品選びしてみましょう。自分にぴったりの腕時計がスムーズに選べるはずです。
ネットで調べておきます
いまどきはこの方法が必須ですね。気に入った腕時計を見つけたら、評判のほか、発売時期もしっかりチェックしておきます。あわせて価格比較と販売店選びもしておくと、購入に行く時に迷いません。
自分の年代にあった選択を
実際にどんな方が買っているのか、ベテラン店員さんに聞いてみるのがよいでしょう。自分はこの腕時計がいいと思っても、自分と違う年代の人たち向けだったりすると、チクハグな印象を与えてしまいます。
自分の雰囲気やフッァションにも合わせて
できれば、さりげなくストレートに意見をいってくれる友人、それもセンスがよくて独特のこだわりがないタイプの方と一緒に買い物にいきたいものです。その方のアドバイスにあい、しかも自分の好みでもある腕時計なら間違いはないはず。
まわりの人たちから浮かないように
腕時計を買おうかなと思ったら、まずは一定期間、一緒にはたらく人たちの腕時計をさりげなく観察してみます。そうすると、どんなものがいいのか判断基準ができてきます。何ごともマイウェイは悪くはありせんが、仕事ができるひとなら、やはりまわりとの調和も大切です。それは腕時計ひとつをとってもなのです。
かなり個性的なデザインの腕時計はプライベート用にし、仕事場ではまわりから浮かない腕時計をするのは賢い方法です。
個性を生かす職場なら
ただしファッションやおしゃれ感が重要な職場では、自由な考え方が優先されますから、むしろ反対に「個性的な腕時計」であることが、まわりからうかない腕時計の条件かもしれませんね。好みを思い切り生かして腕時計選びできます。それでもやはり、使いにくいものはさけておきましょう。たかか腕時計、されど腕時計です。
まとめ
ご説明したことは、わかっているものの、つい忘れがちなことでもあります。新しい腕時計を買いにいく前にはぜひこの記事の説明をよくよくご覧ください。「できるひと」になるためにきっと役立ちます。技術は日進月歩ですが、選び方の基本は変わらないものです。
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