一度は行った事がある人も多い、可愛い子犬や子猫に癒されるペットショップ。
ペットショップで働いてみたい!と思った事がある人もいるのではないでしょうか。
しかし、一体ペットショップの仕事とは実際どのようなものなのでしょうか?詳しくご紹介します。
目次
ペットショップとは?当たり前ですが…
主に子犬や子猫の生体販売をしているお店です。
他にもうさぎやハムスターなどの小動物や、魚などのアクアコーナーがあるところもあります。
一つの店舗としてかまえているお店もあれば、最近ではホームセンターやショッピングモールの中に店舗が入っている事が多いです。
ペットショップの仕事
ペットショップの仕事のイメージとしては、毎日動物たちのお世話をしながら可愛がるというイメージが強いと思います。
実際ペットショップに行く人たちは、「楽しそうな仕事」や「癒されて幸せな仕事」と思う人が多いです。
しかし、ペットショップで働くということは決して簡単なことではありません。
営業
可愛い動物たちをたくさん取り扱うペットショップですが、主な仕事は飼い主さんを見つけてあげることです。
ペットショップに行ったとき、店員さんに子犬や子猫を触らせてもらったり、抱っこさせてもらった経験はありませんか?
あのように実際にお客様に触れ合ってもらいながら、その子の可愛さを伝えて連れて帰ってもらう事が第一の目標です。
目標頭数が決められているペットショップも多いので、普通の営業職と同じでプレッシャーがあります。
生体管理
ペットショップによっては販売する人と、生体の管理をする人が同じところもあれば、違うところもあります。
ペットショップは生き物を取り扱っているので、飼い主さんが決まるまで大事な命を預かる重要な仕事です。
特にお店にいるのは、子犬や子猫などの赤ちゃんがほとんどなので、少しの気温の変化や環境の変化でも体調を崩してしまう事がよくあります。
赤ちゃんのうちはちょっとした体調不良でも、それが命に関わってしまうこともあるので注意が必要です。
毎日のごはんの量や体調などを管理する事は重要で、少しの変化もすぐに気づいて対処してあげなければなりません。
ワクチンや健康診断
子犬や子猫は混合ワクチンをうたなければなりません。
また、先天性の異常がないかなどの健康診断も必要です。
そのために、お店から動物病院に連れていってみてもらうところもあれば、お店に直接獣医さんが診察に来てくれるところもあります。
お店に獣医さんが来てくれるところであれば、場合によっては保定などの補佐をしたり、治療のために指示通りに投薬を行ったりすることもあるかもしれません。
お手入れ
生き物なのでちゃんとお手入れをして綺麗にしてあげなければいけません。
爪切りや耳掃除やブラッシング、定期的にシャンプーなど、トリミング全般を行います。
お店によっては、トリミングは全てトリマーが行うというところもあります。
親代わりに接する
新しく飼い主さんが見つかるまでの間、動物たちにとってはスタッフが親代わりです。
時間が少しでもあればそれぞれ可愛がってあげて、たくさんの愛情を与えてあげます。
飼い主さんが早く見つかるように、トイレなどの必要最低限のしつけも行います。
寂しい思いをさせないようにするのも大事な仕事です。
掃除
ペットショップは動物たちの体臭や、糞尿の匂いがどうしてもこもりがちです。
お客様のためにも、動物たちのためにも、店内は常に綺麗にしておく必要があります。
日々のお手入れを忘れず糞尿の始末はすぐに行い、動物たちが過ごすゲージや、中にひいてる敷物などもいつも綺麗な状態に保ちます。
掃除をするところが多いので、一日中掃除をしていたなんてこともあったりします。
ペットショップで働くデメリット
怪我の可能性
まだ赤ちゃんだからといって、油断はできません。
まだ噛む加減が分からないので、遊んでる最中のじゃれ噛みで怪我をする事もあれば、例えば爪切りなど、何か嫌な事があって噛む場合もあります。
赤ちゃんでも歯ははえているので、怪我の可能性は十分あります。
また、猫の場合はトリミング中にひっかかれる事もあります。
そしてお店によっては、トリミングやペットホテルでお客様の犬や猫を預かる事もあります。
人懐っこい子ばかりではないので、中には臆病で噛んでしまう子などもいるので、注意が必要です。
手が荒れる
洗濯や洗い物、トリミングなど水を使う仕事が多いので特に冬場は手がカサカサになりがちです。
動物たちを触る前や触ったあとなど、頻繁に手の消毒を行ったりするので、肌が敏感な人は手荒れをすることがあります。
命をなくしてしまう事がある
生き物なので、もちろん急に体調が悪くなってしまったり病気になってしまうことがあります。
動物病院に連れて行ったりして懸命に治療をしても、どうしても助からない場合もあります。
もしかしたら目の前で亡くなるという事もあるかもしれません。
そういう可能性も常に頭に入れて、覚悟をして仕事をしなければなりません。
立ち仕事
基本は立ち仕事です。
ほぼ一日中立ちっぱなしなんてこともあります。
休みが少ない
生き物を扱っているので、一日も休む事はできません。
人手が多ければ休みをとることができますが、人手不足の場合は休みが少なくなってしまう可能性があります。
どんなときでもごはんをあげたりする為に、絶対に誰かが出勤しないといけないからです。
ペットショップには、平日も休日も関係ありません。
接客業なので、平日よりもお客様の多い休日の方が忙しくなります。
ゴールデンウィークや年末年始ももちろん仕事で、まとまった休みはなかなかとれないと思っておいた方が良いです。
働くのに必要な資格
ほとんどのペットショップは働く為に資格は必要ありません。
ただ、トリマーとして働く場合は、もちろんトリマーの資格が必要です。
しかし資格は必要なくても、動物関係の専門学校を卒業していたり、動物看護やドッグトレーナーなどの資格があるとより良いです。
働く為に必要なこと
動物が好き
これは当たり前の事なのですが、一番基本的で重要な事です。
決して綺麗な仕事ではありません。
安全な仕事でもありません。
本当に動物が好きな人でないと、簡単な気持ちで務まる仕事ではありません。
動物に関する知識
お世話をするのにも、お客様に説明をするのにも、ある程度の知識は必要になります。
働く前に教えてくれるところもありますが、自分で勉強しておく方が良いです。
必要な知識としては、以下などがあります。
- チワワ、アメリカンショートヘアー、ジャンガリアンハムスターなど、それぞれの動物たちの種類
- 種類による特徴や性格、大きさなどの詳細
- それぞれの動物たちの飼い方
- かかりやすい病気や、先天性の病気など
- お手入れの仕方
- しつけの方法
- フードや用品などの知識
コミュニケーション力
お客様と話をする接客業なので、ある程度のコミュニケーション力は必要です。
観察力
ペットショップのスタッフはお客様に伝えるために、お店にいる子たちそれぞれの性格や特徴をしっかり把握しておく必要があります。
その為には毎日触れあったり遊んだりしながら観察しておく事が大切です。
一見楽しそうなペットショップの仕事ですが、実際はこのようにやる事も多くて、結構大変です。
命を預かるという責任感の強い仕事なので、軽い気持ちでは始められません。
本気で動物が好きで、動物のために働きたいという方はぜひ参考にしてみて下さい。
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