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【「陸路国境越え」おすすめルート4選】島国の日本人だからこそ体験してみたい!

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陸路の国境越えは感動体験!

島国である日本に暮らしているとまず体験できない、陸路での国境越え。

飛行機で国をまたぐのではなく、国境を越える瞬間を目の当たりにするというのは、何にも代えがたいエキサイティングな経験です。

今回は、世界中にある陸路で国境を越えるルートのうち、初心者にもおすすめの4つのルートを厳選してご紹介します。

おすすめルート1:シンガポール−マレーシア

シンガポールとマレーシアの国境は、ジョホール海峡に架かる橋を渡って越えることができます。約1kmの橋を渡って移動するだけですが、金融・経済の中心であるシンガポールからマレーシアのジョホールバルに入ると東南アジアらしい風景が広がり、違う国に来たことを実感します。

国境を越えるには、運賃の安さやチケット入手のしやすさからバスの利用がおすすめ。シンガポールのウッドランズ・チェックポイントにあるイミグレーションで出国手続きをし、バスに乗って橋を渡ります。5分程度でマレーシアのジョホールバルへ到着するとイミグレーションで入国手続です。

バスで通過するのであっという間ではありますが、橋の中央にある国境を越える瞬間はワクワクします。アクセスの良さや治安など、陸路での国境越えが初めての人にも安心のルートとしておすすめです。

おすすめルート2:タイ−ミャンマー−ラオス

タイ・ミャンマー・ラオスには、メコン川を境に3カ国が接する「ゴールデントライアングル」というエリアがあります。タイ側から川を挟んで左手にミャンマー、右手にラオスが見え、世界でも珍しい国境地帯なので一見の価値ありです。

3国が接しているといっても一度にまたぐことはできないので、タイを拠点に、タイ・ラオス間、タイ・ミャンマー間の国境を越えることになります。

まず、タイからラオスへは、最北部の街・ノーンカーイからラオスの首都ヴィエンチャンへバスで国境を越えます。ラオスの出入国には入国手続に加えて、出入国税がかかるので準備しておきましょう。

タイからミャンマーへは、メーサイという街からミャンマーのタチレクへ、歩いて国境ゲートをくぐります。イミグレーションを通過して、自分の足で国境を越える瞬間はやはり格別です。短い滞在でも3つの国を気軽に越えられるのが魅力。

おすすめルート3: ペルー−ボリビア

バックパッカーの間でも定番ルートであるペルー・ボリビア間の国境越え。

マチュピチュやナスカの地上絵といった世界遺産が有名なペルーと、絶景スポットのウユニ湖を有するボリビア、どちらも旅人に人気の国です。

ペルーのプーノという街からコパカバーナ経由のバスに乗り、美しいチチカカ湖を眺めながらボリビアの国境へと向かいます。国境の手前で出国手続きを済ませると、道路に架かるアーチをくぐって歩いて国境を越え、ボリビアへ入国。エリアによって治安が心配される南米ですが、この国境は日本人旅行者を含め観光客が多く、安心して国境越えができるルートとしておすすめです。

ボリビアの国境の街であるコパカバーナは、小さいながらカラフルで明るい雰囲気の街です。観光化されているので、宿やお土産店などもあるので、ボリビアに入国したら時間を取って立ち寄りたい場所です。

おすすめルート4:スイス−リヒテンシュタイン

アジアや南米などと違い、ヨーロッパではシェンゲン協定が結ばれていることにより、EU内であれば国境での検問がありません。イミグレーションでのパスポートチェックなどなく簡単に国境を越えられるので、あっさりとしている反面、手続きの手間なくスムーズに越えられるというメリットもあります。

ヨーロッパでおすすめのルートは、世界で6番目に小さい国リヒテンシュタインとスイスの国境越え。この2つの国を隔てるライン川には屋根付きの木造橋が架かっており、橋の真ん中に国境の表示があります。日本人ならワクワクする瞬間であり、ぜひ写真に収めたいスポットです。地元の人達にとっては自転車や徒歩で通過するのは当たり前の風景なので、そのギャップも体験できます。

リヒテンシュタインとスイスは徒歩で国境越えができることに加え、もう一つおすすめの理由があります。多くの国では入国審査がないため、国境を越えても入国スタンプをパスポートに押してもらうことができません。しかし、リヒテンシュタインなら観光案内所でパスポートに入国スタンプを押してもらうことができます。ヨーロッパでは珍しいため、国境越えの記念になること間違いなしです。

陸路で国境を越える場合、空港を利用した空路と違って気をつけるべきポイントがいくつかあります。

陸路での国境越えで気をつけるポイント

  • イミグレーションでの手続き方法
  • 入国と出国に必要な書類
  • 入国税と出国税の有無
  • ビザが必要な国か確認
  • 社会情勢などに影響されるので直近の治安情報の確認

上記のように、訪れる国によって手続きや必要な持ち物などが違います。国境越えのルートを調べると同時に、最新の治安や入国・出国の手続きなども合わせて調べるようにしましょう。

ドキドキの陸路国境越えを味わう

アジア、ヨーロッパ、アメリカなど、大陸を旅する醍醐味である国境越え。陸路で国境をまたぐ瞬間の、あのドキドキワクワクする感覚は海外旅行ならではの経験です。

一度の旅行でいろいろな国を訪れるなら、陸路での国境越えをぜひ旅の予定にいれてみることをおすすめします。

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