2000年代前半、犬の「チワワ」を使ったテレビCMで一躍有名になった消費者金融が、「アイフル」です。アイフルが消費者金融のカードローンを世に広めたといっても過言ではありません。
独立系の消費者金融
現在、消費者金融の最大手と言われるのはアコムとプロミスですが、ともにメガバンクの傘下に加わっています。一方、アイフルは未だに独立系の消費者金融として活動しています。
規模で負けないようにするためか、アコムやプロミスには無い独自のサービスが提供されています。
利用者数や新規申込者数、貸付金残高ではアコム、プロミスに次いで3位になっています。
契約の申込方法
契約の申込には以下の方法があります。
1.スマホ・パソコン
パソコンやスマホなどのインターネット端末さえあれば、いつでもどこからでも申込ができます。
申込手順はアイフルのホームページにある「今すぐお申し込み」ボタンをクリックします。申込用フォームに必要事項を記入して送信すると、審査が始まります。審査に通った案内があると、そのままWEBサイトから契約手続きに進みます。
なお、契約手続きの際にローンカードの発行の有無を選択することができます。ローンカードを発行しない場合はWEB完結申込(カードレス契約)となり、自宅に郵送物が届きません。ローンカードを発行する場合は自宅への郵送か、自動契約ルームでの発行になります。
2.自動契約ルーム
アイフルの特徴の一つが自動契約ルーム「てまいらず」です。アイフルの契約ルームも他の消費者金融同様、無人の個室になっています。ところが、そこにあるのは自動契約機ではなく、電話です。
つまり、自分で自動契約機を操作して申込むのではなく、電話でオペレーターに確認しながら手続きを進めていきます。なお、他業者の自動契約機同様、その場で審査が行われ、審査に通ると契約処理をし、最後にローンカードが発行されます。
申込者の中には機械の苦手な人や、担当者に確認しながら申込みたいという人がいます。てまいらずであればオペレーターに相談しながら手続きができるため、安心です。
なお、てまいらずは土日曜でも22時まで開いており、審査も行われます。従って、土日曜に契約を終わらせ、その日の内に借入をしたい場合は、てまいらずから申込んでローンカードを発行してもらう方法が得策です。
ただし、勤務先への在籍確認ができないと審査が終わらないため、土日曜でも勤務先の営業していることが前提です。
30日間の無利息サービス
アイフルは初めての利用者に対し、30日間の無利息期間を提供しています。借入金額に関わらず、30日の間に返済すれば、利息がかかりません。
ファーストプレミアム・カードローン
アイフルには、最低融資額が100万円という高額所得者(基本的に年収500万円以上)を対象とした商品があります。貸出金利は4.5〜9.5%であり、銀行カードローンよりも低い利率で借りられます。
SuLaLi
SuLaLiは女性専用のカードローンであり、貸出限度額が10万円と小口になっています。ローンカードも女性向けに可愛らしいデザインです。なお、相談したいことがあった時のために、女性オペレーターが対応する専用ダイヤルが設けられています。
貸出条件
通常ローンの貸出金利は3.0~18.0%、貸出上限額は800万円です。消費者金融の貸出条件は貸金業法に則っているため、どの消費者金融を利用しても変わりません。
借入方法
アイフルからの借入方法には以下があります。
1.ローンカードでATMから出金
ローンカードを使えば全国のコンビニATMから出金できるため、24時間借入が可能です。利用できるATMはアイフルの専用ATMの他、セブンイレブン、ローソン、Enet(ファミリーマート、デイリーヤマザキ他)、イオン銀行、三菱UFJ銀行などのATMがあります。
なお、コンビニATMを利用する場合、利用金額が1万円以下で108円、1万円を超える場合は216円の利用手数料がかかります。効率的に利用しないと、利用手数料がばかにならなくなることがあります。
2.振込キャッシング
ホームページから申込んで、借入金を自分の銀行口座に振込んでもらうことができます。銀行の営業時間までに申込めば、当日の内に銀行口座に入金されます。振込手数料はかかりません。
返済
1.返済方法
アイフルの借入金の返済に関しては、以下の方法があります。
1)口座引落し
継続的に借入を利用する場合は、自分の所有する銀行口座からの引落しにしておけば、間違えたり忘れたりする心配がありません。
2)ATMからの入金
単発的な借入の場合は、コンビニATMからの入金が便利です。
3)銀行振込
銀行からの振込もできますが、高い手数料がかかるため、やめた方が賢明です。
2.返済日
アイフルの返済日には「約定日制」と「35日サイクル制」の2つがあります。約定日制では6日・23日・27日の中から任意の日を返済日に指定できるため、給料日に合わせると効果的です。
一方、35日サイクル制というのは、当月に返済した日の翌日から数えて35日後が次回の返済期日になります。
なお、約定日制では返済期日の10日前から当月分の返済期間が始まります。仮に、約定日が27日の場合は、18日から当月分の返済が可能です。逆に、11日以上早く返済すると前月分の追加返済と看做され、当月分の返済が未入金と扱われるため、注意が必要です。
一方、35日サイクル制には返済期間というものが無く、返済期日以内であればいつ返済しても構いません。極端な話、返済した翌日に次回分を返済することもできます。
カードローンの利息は日割り計算になっているため、1日ごとに利息が付きます。従って、月に1回の返済だと、借入残高に対して30日分の利息を取られます。無駄な利息を支払わないためには、35日サイクル制にして、1日でも早く返済することが有効です。
3.返済金額
最低返済金額は借入残高によって以下などのように決められています。
- ~10万円:4,000円(35日サイクル5,000円)
- 10万円超20万円:8,000円(35日サイクル9,000円)
- 20万円超30万円:11,000円(35日サイクル13,000円)
4.繰上返済
アイフルからの借入金は返済日に関わらず、いつでも追加で返済ができます。当然、借入残高を一括で返済することも可能です。
借入制限
アイフルは消費者金融であることから、貸金業法の総量規制の規定に基づいた貸出が行われます。従って、申込者の年収の3分の1を超える貸出は不可能です。
年収の3分の1という金額はアイフル1社に対する借入ではなく、全貸金業者との「契約金額」を合計したものです。契約金額というのは、実際に借入れた金額を意味するのではなく、「利用限度額」のことです。
カードローンの契約をする際には必ず、利用限度額が設定されます。そして、その限度額の範囲内でいつでも自由に借入ができます。
従って、年収300万円の人は100万円まで借入れることが可能ですが、すでに100万円の利用限度額の契約をしてあると、実際の借入金が50万円だけだったとしても、新たなカードローンの契約はできません。
まとめ
アイフルは過去無利息期間のサービスがありませんでしたが、2016年から提供され始めたことで、利用者が増加しています。また、女性向けの小口専用のカードローンや、契約ルーム「てまいらず」の設置など、消費者ニーズに幅広く対応している消費者金融です。
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