春は冬の寒さにだんだんと薄れてきて、過ごしやすい季節にはなりますが、肌にとってはトラブルが起こりやすい危険な季節でもあるのです。
特に乾燥しているわけでもないし、紫外線もそんなに強くないはずなのに、なぜかいつも肌トラブルを抱えているという男性は多いものです。
でも、本当にその知識は正しいのでしょうか?
今回は、春特有の肌トラブルが引き起こされる原因だけでなく、メンズ向けの正しいスキンケアのやり方についてもご紹介していきます。
目次
春の肌トラブルの原因は「春のゆらぎ肌」!? 6つの原因を徹底調査
あなたは「ゆらぎ肌」という言葉をご存知でしょうか?
「ゆらぎ肌」というのは、一時的に不安定にある肌の状態の事を言います。
具体的には、肌トラブルで代表的な「肌荒れ」「ニキビ」「乾燥肌」「敏感肌」などの、
肌トラブルが発生した状態の事を指します。
この肌トラブルは春が一番危険で、特に3〜5月の時期が「ゆらぎ肌」になりやすく、男女問わず、誰でも起こり得るトラブルではありますが、実は原因さえ知っていれば、事前に対策するのも比較的簡単なものばかりです。
そんな「”春” のゆらぎ肌」の原因は ”春特有” の原因がありますので、是非、肌トラブル予防の為に知識を付けていきましょう。
トラブル原因1.激しい気温差
1年で一番気温の下がる冬の2月から1カ月、2カ月経てば、もう春を感じられる気温になっていますよね。
特に3月、4月は日によっても気温差が激しいだけでなく、1日の内でも朝と夜の気温差が大きく、“気温の変化” という部分に肌の対応が追い付かないこともしばしばあります。
昨日は少し肌寒くてコートを着ていたのに、今日は半袖でもちょっぴり暑いなんてことはよくありますよね。
その結果、ゆらぎ肌を引き起こしてしまい、肌トラブルに発展してしまうというのがよくあるパターンです。
トラブル原因2.移動性高気圧による空気の乾燥
次に「空気の乾燥」、これも春のゆらぎ肌の大敵なんです。
空気の乾燥といえば、冬が一番ピークのイメージがあるかもしれませんが、実は春も冬と同じくらい乾燥しやすい季節なんです。
春の場合、移動性の高気圧が頻繁にやってくるのですが、その高気圧が乾いた空気を持っています。
しかも、冬と違って春は気温も高くなっていることがほとんどですから、空気中の水分が蒸発しやすく、すぐに乾燥しやすい環境になってしまうのです。
トラブル原因3.紫外線の急増
「紫外線の急増」、これも肌トラブルの大きな要因の1つです。
春は夏に比べて、「紫外線の量もマシだし大丈夫だろう」と考えている人も多いのですが、その考えはとても危険です。
実は春の紫外線量は真夏と同量なのです!
そして、そんな紫外線ですが、
- 「UV-B」
- 「UV-A」
の2種類があります。
夏などに目に見える形で「日焼け」したと分かるのは、全紫外線の約5%を占める「UV-B」によるものです。
「UV-B」というのはエネルギーが強い為、肌の表面に悪影響を及ぼします。
外を出歩いていると、火傷したみたいに赤く炎症を起こし、肌が黒くなっていってしまう原因こそがこの「UV-B」です。
一方、「UV-A」は地上に降り注いでいる紫外線の内、約95%を占めるものになります。
この「UV-A」のエネルギー自体は「UV-B」に比べて弱いのですが、肌表面ではなく、奥の真皮層まで到達するなかなか厄介な性質を持っています。
「UV-A」が肌の奥の真皮層まで到達してしまうと、お肌のハリや弾力の元となる細胞組織を破壊してしまったり、メラニン色素を増やしてシミの原因を作ったりと、老化現象につながる原因を数多く作り出します。
UV-Bは7月・8月の真夏に最も多く降り注ぎますが、UV-Aは真夏だけでなく4月・5月の春に非常に高くなり、その量は真夏の紫外線量並ぶほどです。
春になるとお肌にトラブルが出たり、急激な乾燥や赤みやかゆみが出る人は、実は紫外線によるダメージかもしれません。
トラブル原因4.環境の変化によるストレス
次に「環境の変化によるストレス」があります。
春と言えば、出会いの季節でもあり、別れの季節ですよね。
この時期、学生さんなら新しい学校やクラスでの生活が始まったり、新しいアルバイトを始めることが多いでしょう。
一方、社会人の方なら、部署異動、担当替えなどがありますし、主婦の方でも、子供の入園・入学があったりと、3月から4月にかけて新しい環境での生活がスタートする人が多いのではないでしょうか。
実は、その “環境の変化” が知らず知らずの内にストレスの原因となってしまっているのです。
トラブル原因5.花粉による外部からの刺激
そして花粉による外部からの刺激も肌トラブルの原因の1つです。
春には花粉の飛散量が増えることによって、多くの方が花粉症を引き起こします。
花粉症といえば、くしゃみや目のかゆみなどのアレルギー反応にばかり目がいきがちですが、肌にもアレルギー反応は起きているのです。
実際、肌でアレルギー反応が起きると、かゆみ、乾燥などのトラブルを引き起こします。
トラブル原因6.マスク着用による摩擦など
また忘れてはいけないのがマスク着用によってもたらされる摩擦による肌トラブルです。
春には花粉症対策の為にマスクを着用される方が一気に増えますが、マスクを着用すると鼻からあご先まで覆われる事になり、その部分の肌とマスクとの間で常に摩擦が起きる状態になってしまいます。
その他、マスクを着用することで肌トラブルを引き起こす原因としては、「マスクに配合された抗菌剤」が挙げられます。
マスクに配合されている抗菌剤に体内の免疫が刺激されてアレルギーの原因となります。
また、マスクを着用することで引き起こされる、「ムレ」「湿度」「温度」も、肌トラブルの大きな原因となります。
マスクを着用していると、呼吸をする度に湿度と温度が以上に高まり、常にムレが生じてしまいます。
また、会話やくしゃみをした際に唾液がマスク内に付着し、その後、ムレによって雑菌が繁殖しやすくなることでニキビが出来やすくなります。
もはや常識!? 男性に肌トラブルが起きやすい理由
“男性は女性に比べて肌トラブルが起きやすい” という事は知っていますでしょうか?
そもそも男性の肌は女性に比べて、
「水分量は半分以下」、「皮脂量は3倍以上」、さらには「毛穴が大きい」
といった特徴があるため、女性に比べて圧倒的に肌荒れが起こりやすいのです。
その為、肌の老化も早くなってしまいやすいという特徴があります。
肌の水分量が女性の半分以下
男性の肌の女性の肌の水分量の半分以下しか無い為、とても乾燥肌になりやすいという特徴があります。
それに加えて、保湿力にも乏しい為、1年の間ずっと乾燥肌に悩まされる場合があります。
ちなみに乾燥による肌トラブルは、“肌のバリア機能が失われている状態” で起こってしまうため、何もしていなくても外気や何かに触れただけで、痛みやかゆみを感じることがあります。
皮脂の過剰分泌による男性の肌トラブル
また、乾燥肌の男性は、肌を守ろうとして皮脂の過剰分泌がよく引き起こされてしまうのですが、「肌の内部は乾燥しているのにも表面は皮脂でベタベタになっている…」というような悲惨なトラブルが発生しやすくなります。
元々、男性の肌は女性よりも3倍も皮脂分泌量が多いため、当然ニキビや吹き出物ができやすい体質となっています。
その結果、
- 肌のテカリ
- ベタツキ
- 毛穴が広がってしまう
- 肌のキメが低下してデコボコになる
- 毛穴が黒ずむ
といったような肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
ヒゲ剃りによる男性の肌トラブル
多くの男性は毎朝出勤前にヒゲを剃る習慣がありますが肌にカミソリを当てた時にヒゲだけでなく、肌の角質層まで傷つけてしまうこともしばしばあります。
その結果、カミソリ負けをしてしまったり、口周りやアゴの肌が乾燥してしまい、カサカサになってしまっている男性も多いのではないでしょうか。
また、ヒゲ剃りは男性にとって日課でもあるため、肌はダメージを毎日受け続けることになります。
ヒゲ剃りをする上で、アフターケア無しでは肌のバリア機能が低下するのは避けられません。
※肌バリア機能が低下すると細菌が入り込み、炎症や慢性的な肌荒れを引き起こしてしまいます。
なので、ヒゲ剃りをする時に気を付けて頂きたいのですが、必ずヒゲ剃りをする際は出来るだけ肌を傷つけないようにすることが重要です。
例えば、
- ヒゲをを剃る前に顔を濡らす
- シェービングブラシで泡立てる
- 切れ味の悪くなったカミソリは交換する
- 何度も同じ場所を剃らないように意識する
- ヒゲ剃り後は保湿効果のあるアフターシェービングジェルで仕上げる
などの工夫をしてカミソリ負けしないように注意しましょう。
バリア機能の決壊…。肌トラブルが引き起こすデメリットとは?
肌のバリア機能が決壊することによって、多くの肌トラブルが引き起こされてしまいますが、“肌トラブルが起きている男性” にはどういったデメリットがあるのでしょうか?
いくつか具体的なデメリットを挙げてみました。
乾燥肌なのにテカリが収まらない…
乾燥肌は、「肌が乾燥していてカサカサになる…」というイメージを持っている方もいますが、実際はその真逆です。
乾燥した肌というのは不足してしまった水分を補おうとしたり、今以上に水分の量を失わないようにするために大量の皮脂を分泌してしまいます。
その結果、「肌が油でテカテカに…」という事態に陥ってしまうのです。
肌が油でテカテカの状態というのは、意外と目立ってしまいますし、周りから気付かれやすいポイントでもあるので注意が必要です。
「老け顔」、「疲れ顔」という印象を与えてしまう
さらに、肌トラブルを抱えたまま、年齢を重ねてしまうと、自然と肌の水分量が低下してしまい、ハリやみずみずしさが乏しくなっていきます。
その結果、顔の表情にシワやたるみなどが目立つようになってしまいます。
これは、加齢の影響に伴い、肌の水分量が低下し、保湿力が失われてしまうことが大きな原因です。
また、シミやくすみなども同時に出ていると、相乗効果でより一層「老け顔」「疲れた顔」という印象を濃くしてしまいます。
「老け顔」「疲れ顔」の方は、それだけでマイナスの印象を与えてしまうので、人付き合い等にも影響を及ぼす場合があります。
肌が汚い男性は女性に嫌われる!?
モテる男性に共通する項目としてよく挙げられるのが、“清潔感” です。
職場の若い女性や娘も間違いなく、男性のあなたの肌は清潔感があるか見ているでしょう。
その時に、清潔感を感じられるような、綺麗な肌の状態を保っていれば、それだけで好印象につながるのですが、もしも肌トラブルが引き起こってしまっている状態だと、ほぼ間違いなく嫌われる原因となってしまいます。
「人は外見で判断してはいけない!」ということは前提ですが、実際、人は外見である程度判断してしまっています。
そして、外見の中でも一番重視されているのが「お肌」だということを忘れないでください。
肌トラブルが起きたままだと、それがコンプレックスになってしまいますので、しっかりとスキンケアをして清潔感を維持していきましょう。
これだけやれば心配無し!最新メンズスキンケア対策を紹介!
では、一体どにようにスキンケアをしていくのがベストなのでしょうか?
「洗顔」「保湿」「ヒゲ剃り」という3のポイントに絞って、正しいやり方をご紹介していきます。
正しい洗顔のやり方
まず、洗顔を行う前に重要になってくるのが、「どんな洗顔料を使うか?」ということです。
洗顔料の主成分は、洗浄力に優れた「界面活性剤」という成分なのですが、石油成分の界面活性剤は、洗浄力が比較的強く、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう為、肌トラブルの原因になる恐れがあります。
その為、肌への負担が少ない天然成分の界面活性剤が使われている、「石鹸タイプ」の洗顔料がおすすめです。
それでは、これから「石鹸タイプ」の洗顔料での、正しい洗顔のやり方についてお伝えしていきます。
順番は以下の通りです。
【正しい洗顔のやり方の手順】
- 洗顔の前に手を洗います
- ぬるま湯で顔を濡らします
- 「泡立ちネット」で洗顔料を泡立てます
- 30秒ほど円を描くように優しく肌をなでて洗います
- すすぎ残しが無いようしっかりと洗い流します
- タオルで優しく拭きます
正しい保湿のやり方
タオルで優しく拭きとった後は、肌は水分が失われている状態なので、たっぷりと水分を与えてあげることが大事です。
この時、注意点があるのですが、保湿は洗顔後5分以内に行うようにしてください。
もしも5分以上経過してしまうと、洗顔で綺麗な状態になった肌に空気中のチリやホコリが付着してしまい、肌トラブルの原因となってしまいます。
なので、洗顔後は出来るだけ早く保湿ケアに移るようにしてください。
ちなみに保湿ケアをする時は、化粧水をこれでもかとばかりにたっぷり使うことが大事です。
オススメはコットンにたっぷりと化粧水を染み込ませて、顔の外側から中心に向かって保湿していくやり方です。
また、化粧水に関しては9割が水で出来ているので、明らかに肌に合わないモノ以外であれば基本的にOKです。
正しいヒゲ剃りのやり方
ヒゲ剃りは正しい方法で行わなければ、カミソリ負けしたり、肌を傷つけてしまう可能性が高まりますので、まずは「正しいヒゲ剃りのやり方」を学ぶことが大切です。
ヒゲ剃りを行う際には、以下のモノを準備しましょう。
【用意する物】
- T字カミソリ
- 清潔なタオル
- シェービング剤
- 化粧水
- 乳液
では次に、
正しいヒゲ剃りのやり方についてご紹介します。
【正しいヒゲ剃りの手順】
- プレシェービングで肌を綺麗に整えます
- 蒸しタオル等でヒゲと肌に水分を与えます
- ヒゲを剃る部分にシェービング剤を塗ります
- ヒゲの生えている方向に沿って剃る(順剃り)
- 「順剃り」で剃りきれなかった部分を逆の方向で剃います(逆剃り)
- 仕上げの段階で皮膚を引っ張りながら深剃りを行います
- 冷水でシェービング剤を綺麗に洗い流す
- 化粧水と乳液で保湿ケアを行います
正しいスキンケアで春の肌トラブルを予防しよう!
春に肌トラブルが多い理由や正しいスキンケアのやり方については、ご理解いただけましたでしょうか?
男性は女性よりも肌トラブルを引き起こしやすい性質を持っているだけでなく、ヒゲ剃り等の習慣もありますので、意識的にケアをしていかないと、常に綺麗な肌を保つことは難しいのです。
ただ、今回お伝えした肌トラブルの原因を知り、しっかりと正しいスキンケアの方法を実践していただければ、肌トラブルが起こりやすい春でもイキイキとした綺麗な肌を保つことは出来ると思います。
春の時期に正しいスキンケアの習慣を身に付け、夏本番を無傷で乗り切りましょう!
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