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ダメな部下・ダメな上司を持ったときの対処法!コミュニケーション方法について

仕事で成果を出すにあたって重要なスキルの1つが、「人を動かす」スキルです。自分1人で完結する仕事は非常に少なく、必ず誰かに協力してもらう必要があります。だから部下を動かすスキルは当然大事になりますし、ダメな上司を持ったときに、自分まで一緒に滅んでしまっては元も子もなくなります。

ここでは、ダメな部下を持ったときの対処法と、ダメな上司を持ったときの身の処し方についてお伝えしたいと思います。

≪できない奴が部下になったら≫

部下との接し方の基本は「観察」です。部下を注意深く観察することによって、部下の能力特性を見抜くことが重要です。その上で、最も成果が出しやすいように仕事を投げていきます。

体育会的な特性の持ち主で、なにくそ根性がある部下なら、少し厳しめにあたって反骨精神を出させた方がいいでしょうし、すぐに弱音を吐くような部下なら、こまめに励ます方が有効でしょう。部下の性格を見抜いたうえで接し方も変えていきます。

こうしたことが上手にできるようになれば、管理職として上級者の仲間入りです。しかし、時々あると思いますが、何をやらせてもダメな部下を持ってしまうこともあります。こんなときはどうすればいいでしょうか。

本当に何もできない人間を部下に持ってしまったときは、現実的に取れる対処法は2つしかありません。

1つは、何らかの形でクビにするか、異動させて自分のもとから離れさせることです。デキの悪い部下を抱えると、自分のラインが足止めを喰らって予定が遅れたり、無用なトラブルに巻き込まれたりと、種々の問題が出てきます。誰かにサポートしてもらえれば何とかなるとか、根気よく教えていけば最低限はできるようになる、という程度の「できない」と、救いようがないほど「できない」部下と2種類がいます。

ちなみに、「できない」人と「やる気のない」人を比べるなら、「やる気のない」人の方がまだマシだったりします。やる気のない人は、放置しておけば人畜無害、つまりゼロですが、できない人が変にやる気を出してしまうと、自体があらぬ方向に進行して制御が利かなくなる可能性があるからです。つまりマイナスです。ゼロとマイナスなら、マイナスは抱えたくないのが通常の発想でしょう。

そうした人を抱えてしまったときは、自分のもとから離れるように工作をするのが無難ですが、それ自体かなり難易度が高くなるでしょう。どこの部署だってそうした人を惹きとりたくないですし、そうした相談を上長にすると、「人材育成の重要性を理解していない」と評価されるリスクだってあります。

こうしてみると、八方ふさがりに見えるかもしれませんが、方法はあります。それは「エアー仕事(仮称)」です。架空の仕事とでも言いましょうか。とにかく、成功も失敗も誰にも影響しない仕事です。実際には仕事として存在しないものの「○○を△日までにやっておいて」と言ってお願いしておくのです。こうすることで、できない人をゼロの状態にいるようにして放置しておくのです。ここで欲張って、0.01くらいでも仕事をしてもらった方がいいのだが、として仕事を与えると、マイナス1くらいで返ってきたりしますから、ここは本当にゼロにしておくのです。

エアー仕事というのは、例えば、何年間も整理されていなかった資料の整理とかです。自分のラインでやっている仕事とは何も関連がないので、納期に間に合わなくても構いません。こうしたことをやらせるのは、救いようのない人をどうにか使いこなしていると見せかけるという点でも効果があるでしょう。

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≪「仏の顔も三度まで」の精神≫

では「救いようがない部下」というのは、どこで見切るべきなのでしょうか。部下を自分のラインから放逐したりエアー仕事を渡すというのは、言い換えれば育成を放棄することです。それには一定の決断と覚悟が必要ですが、そこは「仏の顔も三度まで」ということでいいのではないでしょうか。

何か仕事を渡してみて、何もできないとか同じようなミスをしたとか、とんでもないミスをしたというのが3回続いたら、そこで見切りをつける。この段階で「何かをやらせるとマイナス」と判断してみるのです。部下の育て方をテーマにした書籍は多数出回っていますが、その中で紹介されている育成方法が効果を発揮するのは、一定以上の能力を持つ部下がついた場合だけです。少し冷たいですが、現実問題として救いようもないほどできない人というのは存在するのです。

会社というのは営利目的に存在するのです。社員の教育も、営利目的に合致するからやるわけですが、何をしてもマイナスにしかならないのであれば、嘘でもいいからゼロの状態を保ってもらうのがベストなのです。逆に、できない人に甘すぎると、できる人間を別のラインに奪われてしまうのがオチなのです。

≪ダメ上司の下についた場合の、身の振り方≫

誰がどう見てもダメな上司というのは、必ず一定数はいるものです。なんでこの人が担当部長をやっているのか?と疑問に思う経験は、皆さんの中にもあるのではないでしょうか。

こうしたダメ上司の下についてしまったら、とにかく「逃げる」戦略に移りましょう。何を言っても聞く力も聞くつもりもない上司と、無理に付き合ってみてもマイナスしかありません。それよりは面従腹背に徹して、表面上は上手くやっているように見せ、他の上司に上手にすり寄って異動を待つのが得策でしょう。

絶対にやってはいけないのが、ダメ上司と喧嘩して、本人がいないところで悪口を振りまくことです。そうした悪口は、必ず本人にも届きます。車内で敵を作ることに対したメリットはないのですから、他人の悪口は最小限にしましょう。サラリーマンの飲み会での話題は、会社と上司に対する愚痴というのが定番ですが、そうした愚痴や悪口は必ずどこかから漏れてしまいます。

日本企業の多くは、ダメ上司を面と向かって批判して、その結果ダメ上司が失脚するということは少ないでしょう。年功序列が崩れつつあるとしても、上司と部下の力関係は依然として古い体質のままなのです。
したがって、ダメ上司と無意味に対立するよりは、他の良い上司に引き上げてもらえるような努力をした方がいいでしょう。言い換えれば、何とかしてダメ上司から逃げる方法を考えるのです。ダメ上司を卑下するより、できる人をリスペクトした方が好印象を与えることができるのです。会社員人生は長いですから、いい時もあれば悪い時もあります。悪い時にマイナス点をつけられないように、波風立てず、じっと耐えましょう。

「当社の人事評価は加点方式だ」と経営者が訴えても、減点主義を完全になくすことは不可能です。前の部署では上司と喧嘩ばかりしていたが、今の部署では活躍しているという場合、前の部署の「ケンカしていた」が強調され、活躍できた事実が霞んでしまいますし、最悪な場合はケンカしていた印象だけが残ってしまうこともあります。

ダメ上司についてしまったときは、とにかく面従腹背で、悪い印象を持たれないように振る舞うことが重要です。他の部署の上司たちも、多くの場合はできの良いラインとそうでないラインのことは理解していますから、自分にハマってくれたら嬉しいものなのです。ハマるときのポイントは「ずっとあなたの部署の仕事がしたかったんです」ということを徹底していうことです。間違っても「あの上司の下ではやってられない」などと言ってしまうと、悪印象を持たれてしまいます。

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さいごに

ここまでで、ダメな部下とダメ上司の対処法をお伝えしてきました。一部で我慢が必要なこともありますが、根気強く実行して、ご自身のキャリア形成に役立てていただけると嬉しいです。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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