自分自身がではなく、新しい上司・部下が異動してきたなど、強制的に新しい環境ができてしまう場合もあるでしょう。
ここでは新しい環境に飛び込む人に向けて、早期に良好な人間関係を作るノウハウをお伝えしたいと思います。
目次
≪部下や後輩と飲み行ったら、割り勘する≫
上司や先輩が部下や後輩を飲みにつれていくと、自分が奢るものだと決めてしまっている人も多いのではないでしょうか。
しかし、上司や先輩だからといって、必ずしも毎回奢る必要はないのではないでしょうか。基本的には割り勘でもよいと思います。もしあなたが、一緒にいて本当に楽しいのなら、割り勘でも部下や後輩はついてくるはずです。
「奢ってもらえないのなら、やめとこうかな」と言われるようなら、まだその部下・後輩はあなたとは飲みに行きたくないということです。
どうしても上司や先輩としてのメンツがあるということだったら、あなたが少しだけ多く支払うようにすればいいでしょう。ひとまず1000円くらいでいいので、部下や後輩にもしっかりとお金を出してもらいましょう。
これには理由があります。
奢れば奢るほど、部下があなたのことを慕ってくれるかというと、実際のところは真逆だからです。逆に増長して調子に乗ってしまうことすらあります。だからこそ、相手にも少しは出費を強いるといいでしょう。
部下や後輩にとっても、せっかくお金を払って飲みに行くわけですから、その分は楽しまないと損だという意識が作用すれば、率先してその場を盛り上げてくれるかもしれません。その点、上司や先輩が奢ってしまうと、「どうせ自分の金じゃないから」とか「付き合いだから仕方ないか」という意識が出てしまい、イマイチ盛り上がらないのです。
自腹を切って飲み会に行く方が、会社の金で行くよりよほど楽しくなる可能性があるのです。
スワースモア・カレッジの研究では、お金の貸し借りは50:50になるようにするのが最善であるという結果が出ています。
この実験では、お金を借りるときに
- 少し色を付けて返してくれという条件
- 同じ金額を返してくれと言う条件
- 返してくれなくてもいいという条件
の3つで比較すると、相手への魅力が高くなるのは、同じ金額を返す条件だったそうです。
私たちは、相手から恩恵を受けすぎたり、逆に損をしたりするのは嫌だということで、対等の関係を最も好ましいと評価するのです。
特にこの傾向は、日本人によく見られます。
日本人は恩を受けすぎるのも損をするのも嫌いな民族性なのです。だから割り勘にすると、お互いに気分良くなるのです。
悪びれることなく「割り勘だが、飲みに行こうよ」と笑いながら誘ってみると、すぐにOKしてくれるようなら、あなたは好かれていますし、何かしら理由をつけて断られるなら、まだまだその人との人間関係は浅いということです。
≪ジェネレーションギャップにビビらない!≫
「若い人と話をするのが怖い」と感じる中高年が増えているようです。所謂「ジェネレーションギャップ」という言葉はかなら使い古されたものですが、最近は特にその傾向が強いみたいですね。
まだ30そこそこの若さで、20代前半の人とは会話ができないという人もいます。10歳くらいしか離れていないのに「何を話していいか分からない」というわけです。
でも、心配は無用です。ジェネレーションギャップというのは幻想のようなものです。そもそも会話というのは感性がベースにあって成立しますから、物の感じ方が似ている相手なら年齢に関係なく絶対に会話は成立します。自分と同年代の人たちは似たような教育を受けてきていますから、感性も似たようなものになり、会話が成立しやすいのでしょう。上の年代の人でも感性が異なれば会話は成立しない可能性だってあるのです。あくまで感性であり、年代ではないのです。
確かに、若者言葉は分かりにくい部分もあります。略語などが使用されると困る場合があるのは事実です。だからといって、若い人とは会話ができないということではありません。所詮は同じ日本人、ものの感じ方はそれほどかけ離れはしないでしょう。
よろしくないのは、ロクにコミュニケーションを取る努力もせずに「若者とは話が合わない」と決めつけてしまうことです。若い人と話していて、1回か2回くらいは会話にならないこともあるかもしれません。しかしそれは「若者全体」のことではなく、あくまでその人と話が合わなかっただけです。ここでも、年齢は関係ありません。ここで変に悩んでしまって「最近の若者は・・・」などと一括りにしてしまうと、どんな若者とも会話ができなくなってしまいます。
思い込みがあると、私たちは普段通りにリラックスして話すことができなくなってしまいます。なので、思い込みをなくすことが先決です。それは簡単ではありませんが、まずは気軽に挨拶をするようにして、それから少しずつ世間話をするようにしたいですね。
最初は「おはよう!」とだけ挨拶をしておけばいいでしょう。慣れてきたら「おはよう!もうすっかり梅雨だね」と一言だけ増やせばいいのです。難しいことは何もなく、これだけで少しずつ若者苦手が改善されていくでしょう。
若い人を敬遠しないようにするため、街中で若い人を狙って道を尋ねてみるのもいい方法です。わざと知らないように見せて、若い人に道を聞いてみます。すると以外に丁寧に道を教えてくれたりして、想像以上に好印象なことだってあるでしょう。こうして接点を増やしていくと、若い人を敬遠する気持ちはすぐになくなっていくでしょう。
≪部下を王様のように扱ってみる≫
人に接するときは、その人を王様かお姫様のように扱うといいでしょう。
ビジネスの基本は、「お客様は神様(ちょっと古いでしょうか)」と考えるおもてなし精神ですが、この考え方は接客だけではなく、あらゆる人間関係に応用することができるのではないかと思うのです。人間関係は「おもてなし」で成立しているということです。
ある教育心理学者は、「月に1回、自分の子供を王様やお姫様のように扱ってあげましょう」とアドバイスしていますが、これは何もプライベートに限った話ではないでしょう。
相手を「王様」だと思ってあげて、忠実なる部下として振る舞ってあげると、どんな人でも好印象を相手に与えることができるでしょう。あなたが上司なら、地位が上であることはひとまず棚上げして、腰を低く保つことが重要です。
IBMのCEOトーマス・ワトソンは、「部下を尊敬してあげるだけで会社には大いに利益があがる」と述べていますが、まさしくその通りなのです。
誰でも上司や先輩になると、部下を「管理」してやるという錯覚を持ってしまいます。これがそもそもの間違いで、部下であろうが年下であろうが、王様やお姫様のように扱ってあげるからこそ、その人に慕われるのです。
「そろそろ新人たちを飲みに連れてってやるか」などと考えない方がいいでしょう。この発想の持ち主は、部下なり後輩を「下」に見てしまっています。彼らは本音では、上司であるあなたと飲みに行きたいとは思っていません。
「連れていってやる」という発想がそもそもの誤りで、この上から目線が嫌われる原因になります。もっと正直に「君たちと飲みに行きたいんだ」と言ってしまいましょう。
下手に出ることが上司としての尊厳を貶めることにはなりません。飲み会というのは業務終了後のプライベートな時間ですから、「大切なプライベート時間を割いてもらってありがとう」くらいの気持ちでいるのがちょうどいいのです。
戦略的に下手に出ることは、長期的に見てプラスに作用するのだから、決してプライドに傷がつくようなものでもありません。むしろそこは、「実力者の余裕」です。
ホテルや旅館の従業員は、お客様に低姿勢で対応しますが、だからと言ってそれがプライドを傷つけるようなものではありません。「あんなに低姿勢で頭を下げるのは嫌だ」と思って仕事をしているのではありません。上司が部下に頭を下げるのも似たようなものです。
サービス精神を心得ておけば、「なんで俺が若造に頭下げてんだろうか」という発想は生まれないはずです。腰を低くするのは商売の秘訣でもありますが、それは人間関係の秘訣でもあったということですね。
≪説得を試みるのではなく、レッテルを張る≫
ビジネス雑誌ではまだ「部下を動かす○○術」とか「人を動かすセリフ」などという特集が流行っているように思います。それだけ、どうやったら部下が動いてくれるのか興味を持つ上司が多いということなのでしょう。それは同時に、部下を動かすのが下手な上司がいかに多いかをも表しているということです。
部下を動かそうとする鉄則は「説得しない」ということです。そもそも説得とは強制的に納得させることですから、口頭では「ハイ」と返事はするものの、内心ではやらされ感MAXになっているはずです。
多くの場合、説得は失敗します。理由は簡単で、社内で立場が上位である上司が説得しようとすると、お説教か命令になってしまうからです。説得が成功するのは、基本的には同じ立場の人間がやる場合であって、上位者が説得を試みると、押しつけになってしまいます。
「会社なんだから、正しい指揮命令系統でする命令や押し付けの何が悪い?」と思われる方もいるでしょう。組織的には、間違っていません。やらされ感があってもそれが上司部下の関係で業務指示なら、部下はそれを実行するべきでしょう。
しかしここでは、あなたが悪者にならないように、そしてあなたも部下も気持ちよく仕事ができるような方法を見ていきましょう。
もっとも単純で簡単な方法が「レッテル張り」です。
「○○しろ!」ではなく「君は○○な人間!」というレッテル張りです。もし部下の仕事のスピードが遅いなら、「仕事が早いことがいかに大事か」を理屈っぽく説くのではなく「君は仕事が早いからね~」と言ってあげましょう。不思議なことにそういわれた側は、本当に仕事が早くなります。
本当に説得上手な人は、パッと見で「あ、今説得モードに入ったな」と分かるような説得をしません。自然な会話の中で上手にレッテル張りをしていくと、望ましい方向に人が変わっていきます。
≪命令ではなく、確認する≫
大人から子供までみんな、命令されることが好きな人はいないでしょう、特殊な趣味の人を除いては。
3歳児でさえ、親から「○○しろ!」と言われると怒り出すのです。
大人にもなると、それは当然です。私たちは、上から何かを言われると、表向きYESというものの、心の中では反発してしまうものなのです。たとえそれが組織の中での上下関係であっても。だから、人に何かやってほしいと思ったら、命令するというのは最低の方法なのです。
どれだけ丁寧な口調で命令しても、命令には変わりありません。人に好かれたいなら、命令すること自体をやめてみてはどうでしょう。とはいえ、業務上の必要から「命令」はつきものですから、なるべく命令に聞こえないよう工夫する必要があります。
その時に役立つのが「確認する」という方法です。確認ならば、相手も腹が立つことはありません。「あくまで確認したいだけなんだが」という雰囲気を出すのがいいかもしれません。間違っても、ガン詰めスタイルの確認は避けてください。
例えばこんな感じです。
- 「あの書類早く仕上げてくれよ」→「そういえば、あの書類はもう仕上がってる?」
- 「A社に連絡しておいて」→「A社に連絡してほしいって、もう言ったっけ?」
- 「絶対に今日中にクロージングするんだぞ!」→「今日中にクロージングできそう?」
これらの表現の通り、命令表現を確認表現に変換すると、ずいぶん柔らかい印象になることが分かってもらえたと思います。確認法は、命令という権力の発現を、単なる事実の確認に見せかける効果があるのです。
人に命令するというのは、相手に選択の自由を与えない印象になりがちですが、確認するだけなら、相手に選択の余地を残し、自由意思を尊重するニュアンスを出せるわけです。
他人から好印象を持たれる人は、基本的には強い命令はしません。確認するだけでも相手にはこちらの要望が伝わるからです。「あの書類は仕上がってる?」と聞かれたら、「仕上げないとマズいよ」が伝わるということです。
とはいえ、確認も表現を誤ると、命令以上に相手に反感を抱かせることがあるので、注意が必要です。例えば「今日中に終わるよね?」という確認をすると「今日中に終わらせないのはあり得ないからな」という「強制」のメッセージが伝わってしまうことがあります。
十分に言葉を選ぶ必要があると、認識していただけたでしょうか。
≪小言・叱責は「週末の業務終了直前」がベスト!≫
部下や後輩を叱るときには、タイミングも重要です。どのような叱り方にせよ、叱られた方は自尊心が傷つくので、叱ってくる人間に腹を立てる場合があるのです。
だからこそ、然り役の上司は叱るタイミングにも注意したいですね。叱るのにベストなタイミングと、避けるべきタイミングというのがあります。
『Supervisor’s Survival Manual』という著書によれば、部下を叱るのに最悪なタイミングとは「月曜日の午前中」だそうです。心理学的に見ても、月曜の午前中は叱責のタイミングとしては最悪です。
なぜかというと、理由は単純で、月曜の午前中に叱られると部下としてはその1週間を最悪な気分で過ごすことになるからです。あなたと顔を合わせるたびに叱られたことが脳裏に思い出され、ムカムカしたり気まずい空気になるのです。
よほどの人格者を除いてほとんどの人は、叱られた直後というのは相手に殺意に近いくらいの怒りを感じるものです。しばらくの時間がたてば冷静に自分を省みることができるようになり、最終的には叱ってもらえたことに感謝する結果もあり得ますが、叱られた直後は到底不可能でしょう。
逆に、叱るのに最高のタイミングは「週末の業務終了直前」です。このタイミングであれば、土日の間に頭を冷やす時間を作ることができます。翌週に顔を合わせたときに怒りが収まっているでしょうから、またすっきりとした気持ちで業務を開始できます。
1日の中で考えても、やはりベストなタイミングは業務終了直前です。部下がもうすぐ帰りそうだというタイミングであれば、翌日まではお互いに顔を合わせることがないので、それなりに感情は穏やかになっているはずです。
嫌われる上司・先輩は、月曜とか午前中とか関係なく、平気で怒鳴り散らしています。叱られた側の心理を察してあげないと、最終的に生産性の低下などの実害が出てしまうことだってあります。だからこそ、タイミングに気を付けてお互いに気まずい思いをしないで済む方法を考えたいものですね。
部下が生命にかかわるミスをしたとか重大なコンプラ違反をしたとかなら、その場でしかる必要があるでしょう。そうしないと事の重大性を認識させられない問題もあるからです。しかし、そうではないのなら、叱るタイミングを見計らってほしいです。叱るのが上手な上司と下手な上司の差は、叱る内容ではなくタイミングの差なのです。
まとめ
ここまでで、若い人たちとの接し方、効果的な人の動かし方お伝えしてきました。今日の今から実践して、ご自身の魅力をより多くの人に気付いてもらってください。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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