私は2018年度に日本大学通信教育部に在籍していました。
2019年度からは別の通学制の大学に移りますが、数ある通信制大学の中から同校を選択した理由と、1年間通学してみた経験から同校がおすすめできる5つの理由をあげたいと思います。
目次
おすすめ1. 学費が安い。
なによりまず学費が安いです。
入学金や授業料その他諸々合わせても初年度で148500円、2年目以降は108500円です。
これは通学制の大学の授業料と比べると比較にならないほど安いのではないでしょうか。
しかし実際には、スクーリングに通ったりメディア授業を利用したりするのが現実的なので、個人差はありますが年間30万円程度かかります。それでも安いと思います。
学生さんの中には経済的な理由で通学制大学の入学を諦めて日本大学通信教育部を選択したという方が複数おられました。
大卒の資格を得る1つの選択肢として日本大学通信教育部はおすすめできます。
おすすめ2. 入学できる時期が4月入学と10月入学の2通りがある。
これも通学制の大学にない通信制大学の良い点といえるのではないでしょうか。
通信制の大学に入学を希望する方の中には様々な事情やバックグラウンドを持つ方がおられますから、年間に2回ある入学の時期というのは非常に良い仕組みだと思います。
ちなみに私は4月入学でしたが、実際に入学したのは5月中旬でした。長年勤めていた会社を退社したのが5月初めだったのでそうなったのですが、まさか5月いっぱいの入学まで4月入学の扱いになるとは調べるまで考えておらず、まさに僥倖でした。
日本大学通信教育部は4月入学の締め切りが5月いっぱいなのです。それも良い点ですね。以上の点からも、日本大学通信教育部への入学をおすすめできます。
おすすめ3.多様な形式の単位修得方法がある。
日本大学通信教育部の単位修得方法は複数通りあります。
まずはレポートを2通期限内に提出し、スクーリングを1講座受講し合格して単位修得をする方法です。学生さんの間ではこの単位修得方法が1番良いのではないかという声があがっている単位修得方法です。私もこの方法で大半の単位を修得しました。この単位修得方法はレポート併用形式と呼ばれ、昼間スクーリング以外の短期、夜間、夏期スクーリングとの組み合わせが可能です。
次に、レポートを期限内に2通提出し、年間4回開催される科目修得試験を受験し合格して単位を修得する方法です。これはスクーリングと違い別途料金がかからないため経済的ですが、科目修得試験の採点はスクーリングのテストと比べて判定が厳しい傾向にあるので、相応の勉強量が必要になります。
次に、スクーリングを1講座受講し合格し、レポート1通を提出して、科目修得試験を受験し合格するという単位修得方法があります。この方法を使う方はあまりいないですね。私はレポート提出が間に合わなかった科目でこの方法を使いました。
次に、同じ科目のスクーリングを2つ受講して単位を修得する方法があります。これはスクーリング重ね方式と呼ばれています。この方法はレポートを提出しなくてよいので、レポートを書くことが苦手な方や、時間や金銭に余裕がある方がよく使います。難点は金銭面と時間がかかる点ですね。
次に、レポート2通を期限内に提出しインターネット上でストリーミングで行われるメディア授業を受講し合格して単位を修得する方法があります。メディア授業の利点はWindowsのパソコンとインターネット環境があればどこにいても受講できる点です。しかし、費用はスクーリングが1講座あたり1万円なのに対して、メディア授業は2万円かかるので注意が必要です。しかし、スクーリングでは移動交通費がかかるため、受講する場所にとらわれないメディア授業が一概に高いとはいえないかもしれません。
ちなみに、このメディア授業もスクーリングと同様に同じ科目を2つ受講し合格して単位修得をすることができます。メディア授業重ね方式ですね。このように多様な形式の単位修得方法があることも、日本大学通信教育部をおすすめする理由です。
おすすめ4. 多くのスクーリングが実施されていること。
日本大学通信教育部では、年間に多くの科目のスクーリングが実施されています。受講会場は東京だと市ヶ谷にある日本大学通信教育部の校舎と水道橋にある日本大学法学部の校舎で主に実施されます。地方でもスクーリングが実施されています。
スクーリングの種類は、まず昼間スクーリングというものがあります。このスクーリングは通学制の大学と同じように昼間の時間に実施されます。すなわち通学制の学生と同じようなスタイルで学生生活を送ることができます。参加者は20歳前後の若い学生さんがメイン層です。
次に、短期スクーリングというものがあります。これは土日の3、4日間で実施される集中講義です。平日に時間が作れないフルタイムで働く方などが多く利用されているスクーリングですね。昼休みはありますが、ほぼぶっ通しで講義が行われるため、個人差はありますが体力的にも精神的にも負担がかかるスクーリングです。しかし、頑張れば3,4日で単位を修得できることがこのスクーリングの利点であります。
次に、夏に実施される夏期スクーリングというものがあります。これは夏期の3週間ほどの間に短期スクーリングと似たような形で実施される短期集中型のスクーリングです。この夏期スクーリングは日本大学通信教育部の最大のイベントともいわれます。全6期にわたって実施されます。これは短期間で複数の単位を集中的に修得ができることが利点ですが、夏の暑い時期の東京で実施されるため、体力的にも精神的にも負荷が非常にかかるスクーリングであります。
次に、夜間スクーリングというものがあります。このスクーリングは4月と10月に2期実施されており、合計で10講座受講することが可能です。1日に平日の18時30分から21時25分の約3時間にわたって行われ、1講座あたり全8週実施されます。このスクーリングが私はもっとも好きでした。なぜなら、受講する学生さんの年齢層が高めでサラリーマンの方多く授業の雰囲気が落ち着いていたからです。授業中の私語等も昼間のスクーリングと比べると少なかったですし、学習意欲に溢れた学生さんが多く参加されていました。授業も1日3時間程と短期スクーリングほど長くなく、8週で終わるので体力的にも精神的にも負担がすくなかったです。
次に、地方スクーリングというものがあります。これに私は参加したことがないのですが、地方の数都市で実施される短期集中型のスクーリングです。短期集中型のスクーリングなので、個人差はあるでしょうが体力的にも精神的にも負担がかかりやすいスクーリングだと思います。
以上にあげたように、様々な形式のスクーリングが実施されていて、自分に合ったスクーリングを受講できることも、私が日本大学通信教育部をおすすめする理由であります。
おすすめ5. 様々な年齢層や事情をもった方が通学していること。
最後に、私が日本大学通信教育部のスクーリングに通ってみて1番驚いたのが、90歳の女性が元気に昼間のスクーリングや夏期スクーリングに参加していたことです。
他にも若い方からお年を召した方まで様々な年齢の方、そして様々なバックグラウンドを持った方と交流を持てることはよい経験になります。
さいごに
以上、日本大学通信教育部をおすすめする5つの理由をあげてみました。
参考にしていただければ幸いです。私は日本大学通信教育部に通った1年間で、様々な方と出会い交流をしました。
見る世界が広がったような気がします。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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