タイトル的に気になっていたので、観たいなあと思っていた作品。
というのも、私もかなりのブラック会社だったのでいつかは仕事を辞めたい。
なんならすぐにでも辞めたいと思っていて、その答えを見つけてくれるような作品ではないかと思ったから。
http://rikei-onayami-kaiketsu.com/?p=418
しかも私の記憶では映画公開時のヤフー評価も5点満点中4.0付近の高評価で推移していて、当時はかなり気になっていました。
だってこんな面白そうなタイトルではハードルが高くなって、大抵の人が期待外れとなり、だいたい評価3.3くらいになりがちなんですよ。
これね。
しかし妻が全然興味なかったので一人で観に行くのもなぁと思い、観てなかった作品。
今回、海外出張時のフライトで観られたのでその感想を言いたいと思います!
私みたいにこの作品が気になっていたり、仕事やめたいなぁなんて人にこの映画の良さも悪さも悪さも少しでも伝われば!と思います。
映画の概要
ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。スカっとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。ちょっと今から仕事やめてくる-Wikipedia-
主演は福士蒼汰くんと工藤阿須加くん。
自殺してんの?幽霊?ホラー?みたいな感じだけど、実際はちょっとしたハートフルコメディ。
でこの映画の何がいいって?
作品の流れがうめえ!
これ!
この作品はかなり影響力がある作品だと感じました。
この作品をきっかけに実際に仕事を辞めた人がいるんじゃないかと思うくらいインパクトがある。
本来、仕事を辞めるというのは日本ではネガティブでとらえられやすい。
この映画内の物語では、次の仕事も決まってないし、人生の完全に見切り発車のリタイアである。
こりゃだめだろって普通なら思いがちですよね。
しかし、この作品は少しポジティブ側に描かれており、見終わった後はどちらかというと元気付けられる印象を受けた。
それは、親、友人、会社の上司の中で、一点に会社の上司だけを悪者にした作品だからだと思う。
要はブラック体質の会社が悪いっていう結論に専念している作品ということ。
謎の社訓を読まされ、残業代が出ないことや、不当な罰金、パワハラ、セクハラと、とにかく会社の環境が悪すぎである。
この残業代、パワハラ、セクハラは悲しいかな私の会社と一致している。実は他にもこんな会社はたくさんあると思う。
また、別にブラック会社でなくても、『今のままでいいんだろうか。』『もっと自分に合う生き方があるのではないだろうか。』と考えがちな現代人にマッチしている作品だと感じた。
ただリアリティーはあまりない
フィクション感はすごいある。
というのも、自殺のため身を投げようとするところに、2度も同じ人間にその場に助けられるなんて実際にはあり得ないだろう。
そして、友人ヤマモト(福士蒼汰)の言葉にすぐに元気を取り戻し、生き生きとする姿はよりあり得ねぇと思った。
まああくまで映画だし、実際に会社のせいで自殺している人もいるので、伝えたいメッセージ(仕事を辞める選択の簡単さ)のことを考えると、このフィクションは気にならなかった。
そういうところにつっこむ映画ではないんです。そんなひねくれたことを考えるのはきっと私だけなんだろう。
ことばが刺さる
いや、まじで。
ブラック会社に勤めたからこそ、よりズンとくる言葉。
『仕事辞めるより簡単なんなになん?死ぬ方が簡単なん?』というメッセージは私に刺さった。
会社と命の選択の判断もつかなくなり、うつ病になって自殺する人もいるので、そうなる前に『辞める方が簡単なんだ』と思わないといけない。
あとは、子供みたいに無邪気に生きるヤマモトがもう眩しくて眩しくて。キラッキラ!
精神年齢子どものゆとり世代にはぴったりの考え方。
ヤマモトの生き様と、ブラック会社に傷ついた隆(工藤阿須加)が選んだ将来はいかに!!!???
こんなのもあるんだね。
以上っ!
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